実家に避難していた1週間のことは、別の記事に書きました。
今回はその間に気づいた、もうひとつのことについて。
何度も同じ話をする羽目に…
避難中、私は自分のことで手一杯でした。
夫の病状のこと、何をされたか、これからどうするのか。
親に状況を説明するだけでもエネルギーがいる。
それなのに、何度も何度も同じ話をする羽目になりました。
親が高齢で、言葉を選ばずいうと、ボケてきているのです…それも結構な進行具合。
次の日には、記憶がリセットされているのです。
もちろん親の気持ちもわかります。心配してくれていて、だから色々聞いてくるのです。
でも、また同じ質問をされる。また同じところから説明する。また同じリアクションが返ってくる。
怒ることはできないんですよね…
ただただ何回も同じ説明をするしかなくて、じわじわと消耗していきました。
(いや、正直ちょっと怒っちゃいましたが)
兄弟からも聞いた、日常の話
一緒に暮らしている兄弟から、これが日常茶飯事だという話を聞きました。
認知症の検査に行ってほしいと言っても聞き入れてくれない。本当に大変だと。
私からも病院に行くように言ってほしいとも言われました。
ただ、実は以前言ったことがあるのです。でも聞き入れてくれませんでした。
私が知らない間に、もっと悪化していたようです。
そういう状況になっていたんだと思い知りました。
数ヶ月に一度しか帰っていなかったから、その深刻さになかなか気づけていなかった。
その場はまともなのに、時間が経つとリセットされる
今回わかったのは、その場その場の応答はそれなりにまともだということ。
でも時間が経つと記憶がリセットされる。しかも、一定のタイミングのところで記憶が留まるらしくて、何度話しても同じ地点に戻ってくる。
帰宅後に調べてみたら、認知症が進んでいる高齢の親との暮らしで起きる、典型的なやり取りだとわかってため息が出ました。
クラっとした、という正直な気持ち
自分のことで手一杯だったのに、と思う気持ちは正直あります。
ただ同時に、これは今始まったことじゃないんだろうなとも思って。年齢的に、これからもっといろんなことが起きるんだろうと思ったら、ちょっとクラっとしました。覚悟しておかないとですね…
自分のこと、夫のこと、そして親のこと。
全部同時に考えなきゃいけない年齢になってきたんだな、というのが今回の実家避難で一番重かった気づきかもしれないです。

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