つい先日、知り合いからのLINEを5件ほど、数日おいてしまうという大罪を犯してしまいました。もう本当に、申し訳ないです……。 申し訳ないと思っているのに、どうしても返せない。
そういうことがたまにあります。
ただ今回は明確な原因があって、フルリモートからフル出社に切り替わった直後だったんですよね。 いや、言い訳です。ただの言い訳。
つまり、自分に余裕がなくなるとこうなります。だからといって相手に失礼なことをしていい免罪符になるわけでもないのは承知の上、どうしても、スマホから手が遠ざかってしまうんです。
業務上の連絡や、明確に他人に迷惑がかかる急ぎの要件に関しては、すぐに返信をしています。そうではなく、久しぶりに来た友人からの連絡や、急ぎではないちょっとした手続きの確認といった「隙間のやり取り」のときに、このバグが発生しがちです。
私は普段からLINEというツールに苦手意識があり、日常的に気楽にラリーをしているのはほぼ夫だけだったりします。あと、一部の仲が良い友人たち。そういう関係性の相手とのLINEは、特に中身を真剣に考える必要もなく、その場その場で適当に打ち返せるから頭が疲れないんですよね。
問題は、今回のように少しだけ「自分を装って」返事をしなければならないタイプの連絡です。これがとにかく億劫で、気が重くて後回しにしてしまいます。
100点の推敲ではなく、相手の熱量を「ミラーリング」する重さ
巷のライフハック記事では、返信が遅い原因を「完璧主義で100点の文章を推敲しているからだ」と分析されていることが多いですが、私の場合はそこまで大げさな話ではなかったりします。
ただ、相手から5行以上の「ちゃんとした文章」や、少しテンションの高めの連絡が送られてくると、脳のセンサーが過敏に反応してしまうんですよね。
相手の言葉の熱量に合わせて、自分も同じ熱量で返さなければ気を悪くさせるんじゃ?と思ったり。 相手に悪くとられないように、相手と同じようなトーンや丁寧さを真似る(心理学でいうミラーリングのようなもの?)ことで、「私はあなたに敵意がありませんよ」と示さなければならない、みたいな気持ちになってしまったり……。
そうやって無意識に相手の出方に自分の標準を合わせようとするスイッチが入る瞬間に、ドッと気が重くなります。だからこそ、相手から送られてくるのが軽い一言スタンプであればその場で返せるのに、5行以上の「文章」になった途端、既読をつけずに画面を置いてしまうことになるわけです。
忘れているわけではありません。むしろ、放置している間もずっと頭の片隅にそのタスクが残っていて、薄い罪悪感がずっとぐるぐるしています。さっさと返せばいいのに、と自分でも思うのですが。
罪悪感を抱えながら、2〜3日の猶予をマイルールにする
決して「LINEが遅い自分」を開き直っているわけではないです。相手に対して失礼なことをしている自覚はしっかりとありますし、今でも自分のこういう部分はダメだな、良くないなと思っています。
私という人間が「普段からLINEをあまりしないタイプであること」や「SNSからたまに気配を消すこと」は周囲にもある程度知られているため、相手が怒り狂うのではないかという心配はそこまでしていません。それでも、自分自身に全く余裕がない時期(まさに今回のフル出社直後のようなタイミング)などは、放置する時間が長くなってさらに気が重くなるという悪循環に陥ることもありました。
だからこそ、今の私はスタンプだけで適当に会話を終わらせるような処理はあえてしません。
無理に諦めるのではなく、「MAXでも2〜3日のうちには、落ち着いた状態でちゃんと文章を考えて返信する」ということを自分の中のマイルールにして、失礼にならないラインで踏みとどまるようにしています。
結び:無理をしないことと、誠実さのデッドライン
2〜3日も返信を待たせるなんてやはり失礼だ、と言われてしまえば、それは本当に「すみません……」としか言いようがありません。
ただ、自分の頭が悲鳴を上げているときに、無理をしてその場で雑な言葉を返すよりは、2日ほど時間を置いてでも、自分のコンディションが整ったタイミングで誠実に言葉を紡ぐほうが、結果的に相手との関係性を大事にできるのではないか、とも思っています。
現代のコミュニケーションは「即レス」という名のリアルタイムな同調を求められがちで、少し息苦しくなることも多いです。
他人に実質的な迷惑をかけない範囲であれば、2〜3日の猶予を自分に許すこと。それは、人間関係を心地よく続けていくために私が敷いている、最低限の自衛のラインなのだと思います。

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