【合格レポ】Google AI 認定証を取ってみた。30代Webデザイナーが「仕事が奪われる恐怖」を消すために。

AIがデザインを自動化する、デザイナーの仕事が奪われる。

ここ数年、そういう話がタイムラインに流れてくるたびに、他人事だとは思えなかった。大阪でLPやバナー制作をしている現役のWebデザイナーとして、じわじわと不安が積み上がっていた時期がありました。

いえ、実際今も不安です。

ただ、心配性な性格もあって、じっとしておれなくて。正体がわからないから怖いなら、一度ちゃんと知ろうと思いました。そんなとき、SNSでたまたま「Google AI 認定証」の存在を知って、とりあえず取ってみることにしました。

動画を見て、簡易試験をクリアしたら次に進める形式で、費用は無料。1週間もかからず一発合格できました。勉強期間はほぼゼロです。笑

ちなみにこの認定証、履歴書にも書けるらしいです。それも後押しになりました。


Google AI 認定証の難易度と試験の全体像

結論から言うと、エンジニア向けのガチなプログラミング試験ではないです。

HTML/CSSをちょっと触るくらいのデザイナーでも、動画をちゃんと見ていれば十分に合格できる難易度に設計されています。試験の内容は数式を解くようなものではなく、こういった概念の理解を問うものが中心です。

  • 生成AIと従来の機械学習の違い
  • 大規模言語モデル(LLM)のプロンプトの基礎
  • AIを導入する際の倫理的なリスク管理(セキュリティや著作権まわり)

デザインの学校では絶対に教えてくれない内容を、Googleの教材を通して体系的に学べるのは純粋に面白かったです。私はそれまでも独学でそれなりに調べていたので、体感9割はすでに知っている情報のおさらいでしたが、Googleの人たちが実際にどう使っているかの話を直接聞けるのは新鮮でした。AIの危険性や注意すべき点も丁寧に解説されていて、その部分は特に勉強になりました。


「AIに仕事を奪われる?」という不安が軽くなった理由

資格の勉強を通して、漠然としていた不安の輪郭が少しはっきりしました。

AIが得意なこと(面倒な作業の自動化、客観的な壁打ち、数値管理)と、人間がやった方が精度の高いこと(言語化されていない審美眼、動線設計、感情に刺さるデザイン)の境界線が、前より見えるようになったからだと思います。

今の実務で、私はAIに絵を描かせることはしていません。バナーのキービジュアルやレイアウトは、人間の手と脳で動かす方が圧倒的に精度が高いので。

代わりに、AIを「優秀で裏表のないドライなアシスタント」として使っています。自作したGASのエラーチェック、iPhoneショートカットの自動化の相談、このブログのSEO見出しの壁打ち相手、数値管理のダッシュボード作成など。もともと数字まわりが弱くてゴリゴリの文系なのですが、AIが使えるようになってからは「なんとかなりそう」という感覚が生まれて、仕事の幅が広がった気がしています。

怖いと思っていた存在が、自分の思考を広げる道具になる。そのきっかけとして、この資格は機能しました。


おわりに

AIの進化に焦りや憂鬱を感じているなら、一度ネットのタイムラインを降りて、Googleの学習環境に引きこもってみるのはありだと思います。難易度も高くないし、AI入門としても最適なレベルです。

もちろん、この認定証を取ったからといって安心できるわけではないです。毎日新しい情報が出てくるので、食らいついていくしかない。

ただ、「知らないまま怖い」より「知った上で怖い」の方が、まだ前に進めるような気がしています。

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